- 2021/05/18 掲載
ISID・電通など、自動生成AIで企業のCX向上を支援するサービスを提供開始
<CXAIのロゴ>
CXAI(シーエックスエーアイ)は、「CX向上を支援するAI」からつけられたネーミング。
近年、企業のマーケティングや事業戦略において、顧客満足度を向上させる顧客視点のCX設計の重要性が増しています。その設計は広告のみならず、SNSやウェブサイト、問い合わせ窓口まで、あらゆる顧客接点に及びます。しかし、多様な接点でのあらゆるニーズに応えるために、大量のパターンの制作物や情報収集が必要になるなどコストや工数が増加すること、その表現が効果的なのか事前に分からないことがCX設計における大きな課題となっています。
「CXAI」は、国内電通グループが数年にわたり開発・自社運用してきた複数の「クリエイティブ分析・自動生成ツール(※1)」で活用されている15種類以上のAIから、企業ニーズに応じた機能を組み合わせてオリジナルAIツールとして提供します。これにより、企業はAIをアルゴリズムから開発することなく、企業活動におけるさまざまな制作物の表現開発を自動・半自動化することが可能になります。また「CXAI」で使われるAIは、国内電通グループが制作してきた大量のクリエイティブ表現やその効果(=クリエイターのノウハウ)を学習しているため、よりクオリティーの高い制作物を手軽に内製でつくることが可能になります。
ISIDは、2021年1月に設置した「UXデザインセンター(※2)」が中心となり、UX・UI設計で本サービスに協力するほか、「AIトランスフォーメーションセンター(※3)」で開発しているAIによる画像生成技術も「CXAI」へ提供していきます。
※2 UXデザインセンター:ISIDが2021年1月に設置した、UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイン領域の専門人材と知見・ノウハウを集約した組織。
※3 AIトランスフォーメーションセンター:2020年2月に設置した、AIの専門人材と知見・ノウハウを集約した組織。AIを活用した独自製品を開発・提供。
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