- 2021/05/20 掲載
ウェザーニューズ、線状降水帯の発生・兆候の自動検知システムを開発・運用開始
「ウェザーニュースLiVE」の視聴はこちらから: https://www.youtube.com/user/weathernews
◆線状降水帯の自動検知システムを開発、「ウェザーニュースLiVE」で解説中
線状降水帯は、一度発生すると同じエリアで強雨が長時間継続し、大雨・豪雨災害を引き起こすおそれがあります。その一方で、発生リスクのあるエリアや時間は大まかには予測できるものの、実際にいつ・どこで発生するかをピンポイントで予測することは難しいのが現状です。そのため、気象の実況データと直近の予測などから、線状降水帯の発生や発生の兆候を素早く判断し、いち早く伝えることが重要です。今回ウェザーニューズでは、基準以上の降水量が一定時間継続している地点を線状降水帯が発生もしくは発生の兆候があると判断し、自動的に検知するシステムを開発しました。
24時間生放送の気象情報チャンネル「ウェザーニュースLiVE」では、本システムを用いて、線状降水帯の兆候や発生、今後の予想を、専門家がリアルタイムで解説しています。番組では、気象解説と合わせて防災上の注意点も解説し、避難・防災行動に役立つ情報をお伝えします。なお、検知した線状降水帯をマップ上で表示する『線状降水帯マップ』はスマホアプリ「ウェザーニュース」からもご確認いただけます。
梅雨前線の影響で西日本、東日本は明日21日(金)にかけて大雨が予想されます。特に九州は線状降水帯が形成されることで非常に激しい雨が降るおそれがあり、低地の浸水、河川増水・氾濫、土砂災害に警戒が必要です。ウェザーニュースLiVEやウェザーニュースアプリの『線状降水帯マップ』を活用し、ご自身やご家族の一刻も早い避難と安全の確保にお役立てください。
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