- 2021/06/01 掲載
三井住友トラストHD、情報セキュリティ大学院大と共同研究を開始
現実世界とサイバー空間とを行き来するのが日常となった今日、サイバー攻撃の脅威は増大し、その備えはますます重要性を増しています。
三井住友トラスト・グループでは、AIやデータ利活用による業務改革、ブロックチェーン技術を活用した相続業務のプラットフォーム化やセキュリティトークンを活用したデジタルアセットビジネスの開発、情報銀行ビジネス、量子コンピューティングの研究等、専業信託銀行グループとして社会的価値・経済的価値の創出を図るべく、積極的にデジタルサービスの開発に注力しています。
先進的なデジタルサービスを安心・安全に社会に提供していくため、今般、情報セキュリティ大学院大学との間で共同研究を実施することにいたりました。
本研究では、情報セキュリティ大学院大学の後藤厚宏学長、大久保隆夫教授のご指導のもとに、新規開発するデジタルサービスのセキュリティ・バイ・デザイン、ワークプレイス環境やクラウド開発環境のセキュリティアーキテクチャについて調査・検討をおこなってまいります。
【研究概要】
研究テーマ:デジタルサービスにおけるサイバーセキュリティの確保
研究期間:2022年3月31日まで
研究目的:
AIやブロックチェーン、セキュリティトークン、データ流通基盤、量子コンピューティング等の先進テクノロジーを用いたデジタルサービスにおけるセキュリティアーキテクチャについて研究する。この研究により新たなデジタルサービスの社会実装を推進し、引いてはデジタルビジネスの発展に貢献する。
■情報セキュリティ大学院大学
情報セキュリティ大学院大学は、暗号、ネットワーク、システム技術、組織のマネジメント、さらに情報セキュリティに関わる法制や倫理までを包含する、総合的な情報セキュリティの学術体系を有する情報セキュリティ専門の独立大学院です。2004年の開学以来、さまざまな企業・研究機関等と連携し、実践的な教育・研究を推進しています。また、在籍学生の約8割を社会人学生が占め、修了後は、企業・官公庁等それぞれの所属組織において情報セキュリティに関する中核的業務を担い活躍しています。
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