• 2021/07/06 掲載

エイブリック、1セルバッテリー保護IC「S-82M1A/S-82N1A/S-82N1Bシリーズ」発売

エイブリック

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 エイブリック株式会社(社長:石合 信正、本社:東京都港区、以下:「ABLIC」)は本日より、世界最小(※1)の動作時消費電流990nA max.(※2)を実現した1セルバッテリー保護IC「S-82M1A/S-82N1A/S-82N1Bシリーズ」の販売を開始しました。

 1セルリチウムイオンバッテリーはスマートフォンやウェアラブル機器などのIT機器をはじめとする様々なアプリケーションに用いられています。特に、ワイヤレスイヤホンなど小型の電池を使用する機器では、製品未使用時に出来るだけ電池の消費を抑えて待ち受け可能時間を長くすることや、電池が深放電(※3)に至るのを防ぐことが重要となってきます。

 本日発売した新製品「S-82M1A/S-82N1A/S-82N1Bシリーズ」は、1セルのリチウムイオンバッテリーの保護ICで、(1)過充電検出電圧精度が±15mVと高精度でありながら、動作時消費電流は世界最小となる990nA max.を実現していること(全シリーズ共通)、(2)外付けの電流検出抵抗を用いることにより、温度変化による影響の少ない高精度な過電流保護を実現できること(S-82M1Aシリーズ)、(3)充放電制御機能により、外部信号を用いて電池パックを充放電禁止にできること(S-82N1Aシリーズ)、(4)パワーセービング機能により、パワーセービング機能動作時は、電池からの放電を禁止すると同時に、保護ICの消費電流を最大50nAに低減し、電池の消費する電流を限りなく0に抑えること(S-82N1Bシリーズ)、などが特長となっています。

 これらの特長により、待ち受け可能時間は当社従来製品の約3倍を実現します。また、深放電回避にも寄与することから、製品の安全性強化にも大きく貢献する製品です。

 エイブリックは、今後もリチウムイオンバッテリー保護ICにおいて、さらなる高精度化・高機能化を目指すとともに、多くの分野のアプリケーションに対応できる製品展開を図っていきます。

(※1)2021年7月時点 当社調べによる

(※2)当社従来製品と比較して1/3以下

(※3)深放電とは、放電が進行しすぎることで電池の劣化が進み、最悪の場合、発火や発熱のリスクが高まるなど、安全性に影響を及ぼすような状態

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