森ビル、長野県茅野市と「地方創生に係る包括連携協定」を締結

　森ビル株式会社（東京都港区、代表取締役社長 辻慎吾）は、本日、長野県茅野市（市長:今井敦）と「地方創生に係る包括連携協定」を締結いたしました。

　なお、本連携協定の締結を機に、森ビル、イーヒルズ、東京海上日動火災保険の3社で、LPWA（※）都市防災コンソーシアムを設立します。3社の知見を活かし、茅野市を実証実験や技術実装の舞台として、新規技術を利用した新しい防災・減災・防犯等に資する検討を進め、都市防災に関する意識の向上や技術開発に努めてまいります。

（※）Low Power Wide Areaの略。低消費電力で広範囲をカバーする無線通信。

■「地方創生に係る包括連携協定」の概要

1. 目的:

　双方で保有する知的・人的資源を有効に活用し、相互の連携及び協力を強化することにより「茅野市地域創生総合戦略」の遂行および地域の発展に寄与すること。

2. 協定内容:

1) 安全・安心な市民生活の実現に関すること

2) 防災・減災のまちづくり推進に関すること

3) ICT化の推進に関すること

4) 魅力ある新たな産業の創出に関すること

5) 新しい働き方の促進に関すること

6) 観光振興の実践に関すること

7) 交流・関係人口の創出に関すること

8) 移住・定住の促進に関すること

9) 健康・医療の向上に関すること

10) SDGsの推進に関すること

11) その他本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること

3. 締結日 : 2021年7月8日

　当社は、東京都心部における都市再生事業等を通じて蓄積したノウハウを活用し、これまでも福井県永平寺町や愛媛県松山市等、地方都市のまちづくりや市街地活性化を支援してまいりました。

　このたびの「地方創生に係る包括連携協定」の締結を機に、茅野市のまちづくりとさらなる発展に貢献してまいります。