• 2021/07/13 掲載

三井住友海上とあいおいニッセイ、AIを活用した建物損害額算出システムを導入

三井住友海上、あいおいニッセイ

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 MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:舩曵 真一郎、以下「三井住友海上」)ならびにあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:金杉 恭三、以下「あいおいニッセイ同和損保」)は、イギリスのTractable Ltd.(CEO:Alex Dalyac、以下「トラクタブル社」)と協業し、台風等により被災した建物の損害額をAIで自動算出するシステムを業界で初めて導入します。4月から実証実験を開始し、今年度の台風による災害から運用を開始します。

 本システムは、お客さまがスマートフォンやパソコンから損害写真を送信するだけで、AIが写真から損傷箇所を自動で解析・検出し、瞬時に保険金を算出する仕組みです。

 これまでのように修理見積書をご提出いただかずに、保険金を迅速にお支払いできるため、お客さまはいち早く被災後の生活再建が可能となります。

 MS&ADインシュアランスグループは、デジタルトランスフォーメーションを加速させ、付加価値の高いサービスの提供を通じて、迅速かつ適切な保険金支払いに努めていきます。

1.本システムの概要

 過去の膨大な自然災害で被災した建物の損害写真や修理見積りをAIが機械学習しています。これをもとに、被災写真を画像解析することで損傷箇所を自動で検出し、損害額を算出します。

 損害写真の提出だけで保険金を算出できるため、お客さまは修理業者から見積書を取り付けることなく、保険金を受け取ることができます。大規模災害が発生した際には、発災から保険金支払いまで数ヶ月を要する場合もありましたが、この仕組みにより1週間以内のお支払いが可能となります。

2.導入の背景

 近年、自然災害が激甚化・頻発化しており、2018年度、2019年度には業界全体で1兆円を上回る規模の保険金支払額となりました。また、2018年の台風21号や2019年の台風15号では、修理業者も多数被災したうえ、修理依頼が殺到したため、お客さまが見積書を受け取るまでに数ヶ月を要したケースもありました。

 一方、被災後に当座の生活資金や建物の応急処置費用等の資金が必要となるため、保険金を速やかに受け取りたいというニーズは高まっています。

 こうしたお客さまの声にお応えするため、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、本システムを開発し、お客さま体験価値のさらなる向上に取り組んでいきます。

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