- 2021/07/26 掲載
英中銀、グリーンボンドを資産購入プログラムの対象に
英政府は今年度、少なくとも150億ポンド(206億ドル)のグリーンボンドを発行する計画。
中銀は声明で「市場参加者からの質問を受け、イングランド銀行は、グリーンボンドが市場操作において既存国債と同等の適格性を持つことを確認する」と説明した。
また、グリーンボンドは、中銀の他のオペでも銀行が担保として使うことが可能になる。
中銀は、年末までに英国債の主要保有額を8750億ポンドに引き上げる計画。現在、週に34億ポンドのペースで国債を購入している。
中銀は、残存期間が少なくとも3年ある国債を購入しているが、発行総額の4分の1以上を占めるインフレ連動債は購入していない。
グリーンボンドが費用対効果の高い資金調達法かどうかを疑問視する声があるなどの理由で、英国は他の主要国よりもグリーンボンドの発行が遅れている。
一方、ドイツでは昨年、通常の国債よりも低金利のグリーンボンドが発行された。環境に配慮したポートフォリオの一部として保有したいという投資家ニーズが高まっている。
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