- 2021/07/26 掲載
株式市場に五輪効果=メダリスト関連株が人気
週明け26日の株式市場では、東京五輪の日本人メダリストや、メダル獲得が確実となった競技の関連銘柄が人気を集めた。五輪出場選手の活躍で「ご祝儀買いが集まった」(中堅証券)形だ。
柔道男子60キロ級金メダルの高藤直寿、同66キロ級金メダルの阿部一二三、女子48キロ級銀メダルの渡名喜風南の各選手が所属するパーク24は連休前比47円高の2025円に上昇。スケートボード男子ストリート金メダルの堀米雄斗選手が所属するXFLAGを傘下に持つミクシィも73円高の2821円に値上がりした。卓球混合ダブルスで快進撃を続けた伊藤美誠選手が所属するスターツコーポレーションは89円高の2877円だった。
競技人口拡大を見込んだ思惑買いも目立った。スケートボードを輸入販売するモリトは、女子ストリートで13歳の西矢椛選手が優勝する直前から出来高が急増。銀メダル以上が確定した女子ソフトボールでは、関連商品を手掛けるミズノやゼットも大幅高となった。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京証券取引所(東京都中央区)
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