- 2021/07/27 掲載
楽天格付け、投機的水準に=携帯投資重荷で引き下げ―S&P
格付け大手S&Pグローバル・レーティングは26日、楽天グループの長期発行体格付けを「トリプルBマイナス」から、投機的水準とされる「ダブルBプラス」に1段階引き下げたと発表した。携帯電話事業での先行投資により、先行きの財務基盤が大きく悪化すると判断したという。
S&Pは楽天の携帯事業について、基地局設置などの投資が続く中、「競争激化で顧客獲得が遅れる」と指摘した。格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」とした。楽天は2020年12月期連結決算で1141億円の純損失となった。
楽天は「財務健全性へ配慮しながら財務運営を行っていく」とのコメントを出した。
【時事通信社】
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