- 2021/07/29 掲載
三越伊勢丹、86億円の赤字=コロナ禍、休業響く―4~6月期
三越伊勢丹ホールディングスが29日発表した4~6月期連結決算は、純損益が86億7300万円の赤字(前年同期は305億8400万円の赤字)だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響は前年同期に比べれば和らいだ。しかし、緊急事態宣言で自治体から要請を受けた生活必需品を除く売り場の一時休業が響き、4~6月期は2年連続の赤字となった。
売上高は、変更前の会計基準ベースで比べると、前年同期から49.1%増加したが、コロナ前の2019年4~6月期の水準を30.5%下回った。宝飾品などの売り場で一時休業を余儀なくされたことが響いた。また、休業中の人件費などコロナ禍による特別損失25億円を計上した。
【時事通信社】
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