- 2021/09/02 掲載
豪・南アなど4中銀、異なるCBDCによる共同決済試験実施へ
国際決済銀行(BIS)が主導し、より簡単かつ低コストで決済ができないか調査する。
各中銀とBISが発表した声明によると、複数のCBDCを用いた国際間決済のための共有プラットフォームのモデルをつくることが今回のプロジェクトの狙い。
こうしたプラットフォームを利用することにより、金融機関同士でCBDCを用いて直接決済することが可能になり、決済にかかる時間とコストを削減できるとしている。
またさまざまな技術、ガバナンス、運営方法も検討し、2022年初めに結果を発表する。
マレーシア中銀高官は声明の中で「複数のCBDCによる共有プラットフォームは伝統的な決済制度を一新する可能性がある。より効率的な国際決済プラットフォームの土台となり得る」と指摘した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR