- 2021/09/06 掲載
凸版印刷、南アフリカの政府系IDシステムインテグレーターを買収
凸版印刷は本買収を皮切りに、本格的にアフリカ地域における政府系IDソリューション事業の拡大を加速します。
■ 買収の背景と目的
SDGs目標16.9に掲げられている「2030年までに、すべての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する。」というテーマの実現に向けて、凸版印刷は政府系IDソリューションをグローバルセキュア事業の柱の一つとして提供しています。
Toppan Gravityは、政府系ID市場で28年以上の実績を持つFace Technologies社を買収することで、市民登録、選挙、身分証明書、パスポート、運転免許、車両登録など、行政のIDプログラムやソリューション提供のための拠点を、新たにアフリカに獲得します。なお、Face Technologies社はToppan FaceTech (Pty) Ltdに社名変更をします。
トッパングループの持つデジタルソリューションや製品ポートフォリオと、Face Technologies社のシステムインテグレーションや現地に合わせた運用設計に関する豊富なノウハウを組み合わせることで、Toppan Gravityは、自社の持つ各国政府とのパートナーシップを通じ、アフリカ市場への本格参入と事業の拡大を加速します。
Toppan GravityのManaging Director、Jean-Pierre Tingは次のように述べています。
「アフリカ市場に特化したITシステムインテグレーターであるFace Technologies社がトッパングループの一員になったことを大変嬉しく思います。私たちは、Face Technologies社の幅広いノウハウと高い専門性、そしてアフリカでのIDビジネス、選挙ビジネスにおける豊富な経験とリファレンスを高く評価しています」
■ Face Technologies社Managing Director Serfies Serfontein氏のコメント
アフリカ地域での政府系IDソリューション市場は、今後5年間で規模が2倍になると推定されています。私たちは、顔認証やワンタイムパスワードによる本人確認ソリューションを保有するToppan iDGate社や、最新のスマートカードソリューションを提供するToppan FutureCard社などを含む企業グループの一員となることで、この市場に様々な先端ソリューションを提供できることを確信しています。
今後、凸版印刷は本買収を通じて、グローバル市場におけるセキュリティ事業の拡大を推進していきます。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
関連コンテンツ
PR
PR
PR