- 2021/09/09 掲載
日航、3000億円規模調達=財務強化、コロナ長期化で検討
日本航空が劣後ローンなどで3000億円規模の資金調達を検討していることが9日、明らかになった。月内にも公表する。新型コロナウイルス禍の長期化で旅客需要の回復が遅れる中、手元資金を厚くして財務基盤の強化を図る。
三菱UFJ銀行やみずほ銀行など、取引銀行から資本に近い性質を持つ劣後ローンの借り入れを検討している。日航は昨年、旅客需要の低迷で傷んだ財務の立て直しやコロナ収束後を見据えた成長投資のため、公募増資で約1800億円を調達していた。
【時事通信社】 〔写真説明〕機体の尾翼に描かれた日航のロゴマーク=羽田空港(EPA時事)
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