- 2021/09/10 掲載
JR貨物、西日本地区を中心とした大雨に伴う影響等について発表
JR各社の懸命な復旧作業の結果、9月5日の山陽線運転再開により全線で運転を再開しましたが、この間、利用運送事業者等のご協力により、トラック・船舶による代行輸送を実施してきました。
今回の影響及び実施した対応について、以下のとおりお知らせします。
当社は、今回の災害等の影響を踏まえて引き続き対策の検討を進め、貨物列車の運行に関してより一層安全・安定輸送の向上に努めてまいります。
1.不通線区と運転再開日(別紙1参照)
・中央線(竜王駅~塩尻駅間)・篠ノ井線等 8月16日再開
・中央線(多治見駅~塩尻駅間) 9月3日再開
・山陽線(新南陽駅~北九州(タ)間) 9月5日再開
2.運休本数
コンテナ列車765本、車扱列車135本、合計900本
3.山陽線不通に伴う対応
(1)トラック代行輸送・折り返し列車の運転
[1]実施区間・期間(別紙2参照)
[2]輸送量5,242個(12フィート換算)
(2)定期船による代行輸送
[1]実施区間・期間(別紙2参照)
[2]輸送量166個(12フィート換算)
※上記対応により不通区間輸送量の最大約10%をカバーしました。
4.中央線不通に伴う対応
運転再開までの間、石油列車について、東海地区から東海道線経由で長野地区への迂回輸送、関東地区から長野地区向けに臨時列車による輸送を行いました。
(1)東海地区から東海道線経由で長野地区への迂回輸送
臨時列車3本運転し、タンクローリー162台相当を輸送
(2)関東地区から長野地区への臨時列車
臨時列車17本運転し、タンクローリー711台相当を輸送
5.今回の災害に伴う減送量(暫定値)
344千トン
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