- 2021/09/15 掲載
「好ましくない」=銀行の敵対的買収―柴田地銀協会長
全国地方銀行協会の柴田久会長(静岡銀行頭取)は15日の記者会見で、SBIホールディングスによる新生銀行へのTOB(株式公開買い付け)に関連し、「(銀行の買収が)敵対的TOBといった形で行われるのは好ましくない」との見方を示した。新生銀は買収への賛否を示していないが、防衛策を検討するなど対立の構図が深まりつつある。
柴田会長は、地方銀行などは地域に多くの取引先を抱える「地域あっての銀行だ」と指摘。このため「敵対的(な買収)では取引先が不安になるのではないか」と述べた。
【時事通信社】
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