- 2021/09/30 掲載
グローリー、海外市場向けデジタルサービス「UBIQULAR」を発売
■背景
海外の金融機関や流通小売業などでは、急速なデジタル化が進み、効率的な店舗運営のニーズが一層高まっています。また、コロナ禍において、保守員が現場を訪問し作業することが難しい状況となっています。
こうした背景から、グローリーは通貨処理機をIoT化し、稼働状況や現金在高を遠隔監視しながら、収集したデータを分析・活用することで、お客さまへ最適な現金管理の運用方法や迅速な保守対応が可能となる「UBIQULAR(TM)」を開発しました。
■特長
1. 現金管理コストの削減と省人化
これまで店舗ごとの出納担当者の経験と勘に頼っていた現金回収や準備金作成・配送のタイミングを「UBIQULAR(TM)」は、現金在高などから予測し、最適なタイミングで警備輸送会社に発注します。
オーストラリアのスーパーマーケットで実施した実証実験において、警備輸送会社の訪問回数を30%削減し、有用性を確認しています。
2. 保守サービスを向上し、安定的な運用が可能
万一の障害発生時には、遠隔から異常内容を事前に把握できるため、必要な交換部品等を準備し、現場で迅速な対応が可能です。また、ソフトウェアを遠隔操作で更新できるため、常に最新のセキュリティー状態を保つことが可能です。今後さらに、定期的な通貨処理機の稼働状況の分析から適切なタイミングで点検を実施し、故障を未然に防止します。
3. データを可視化し店舗運営を最適化
通貨処理機の稼働状況などをもとに、店舗や地域ごとにお客さまの課題に応じて必要な情報をダッシュボードで提供することが可能です。これにより、店舗運営における最適な戦略や計画を立案・実施することが可能となります。
グローリーは、これからもお客さまが抱えるさまざまな課題を解決する製品とソリューションを提供してまいります。
※UBIQULARとそのロゴは、グローリーグループの欧州、米国およびその他の国における商標または登録商標です。
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