• 2021/09/30 掲載

中国恒大の株価乱高下、ドル建て債利払いが再び遅延の恐れ

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[香港/上海 30日 ロイター] - 30日の香港株式市場で、経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団が乱高下している。米国時間29日の期日までにドル建て社債の利払いが実施されないのが確実となっており、先週に続く遅延となる。来月には追加で1億8000万ドルの利払い期限が控える。

株価は高く寄り付き、一時5.21%上昇したが、その後下げに転じて7.17%まで下げ幅を拡大した。恒大グループの不動産管理会社、恒大物業集団は4.2%下げた後、下げ幅を0.6%まで縮めた。電気自動車(EV)部門の中国恒大新能源汽車集団は19.4%急落。直近は8.6%安となっている。

29日は2024年3月償還のドル建て社債(表面利率9.5%)に対する4750万ドルの利払いの期日だった。オフショア市場の同社債の保有者は匿名を条件に、アジア時間30日午前時点で、恒大から何の情報もないと明かした。米国時間でも期限は迫っている。

BCAリサーチの中国担当チーフストラテジスト、ジン・シマ氏は調査ノートで「債務がどのように再編されたとしても、恒大の株やオフショアドル建て社債の保有者は大規模な損失を被ることになる」と指摘した。

同社は先週23日が期限だった8350万ドルの利払いも実行していない。

23日と29日が期日の利払いはどちらも、30日間の猶予期間が設けられている。

恒大はさらに、10月30日までにオフショア市場で1億6238万ドルの利払いと人民元建て債に対する1億2180万元(1884万ドル)の利払いの期日を迎えることになる。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます