• 2021/09/30 掲載

世界のIPO、第3四半期は失速 1─9月は2000年以来の高水準

ロイター

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[30日 ロイター] - リフィニティブのデータによると、今年第3・四半期の世界の新規株式公開(IPO)は、上半期の猛烈なペースから失速した。ただ、1─9月のIPO件数は、ドットコムバブルが起きた2000年以来の高水準となった。

第3・四半期のIPOによる調達額は、前期比26.3%減の約946億ドル。夏季のペースダウンに加え、米国が中国企業の上場に対する監視を強化した。

1─9月の世界のIPOは2000件以上、調達額は4210億ドルと、記録的な高水準。上場企業のバリュエーションが急騰したことを受けて、未公開企業がIPOを急いだ。調達額は前年同期の2倍以上に達した。

1─9月のIPOのうち、486件は特別買収目的会社(SPAC)によるものだった。調達額は1277億ドル。

ゴールドマン・サックス・グループの株式資本市場担当グローバルヘッド、デービッド・ラドビグ氏は「SPACのIPOは第1・四半期に記録的な水準に達した後、一服している。ただ、この市場の正常化が始まり、適切な発行体に機会が開かれる兆しが出始めている」と述べた。

第3・四半期は、米ネット証券のロビンフッド・マーケッツがニューヨーク上場で21億ドルを調達。韓国のソフトウエア会社クラフトンも国内に上場し、37億ドル以上を調達した。

これまでのところ今年最大のIPOは、中国の動画投稿アプリ大手、快手科技の54億ドル。

ボルボ・カーズはIPOを開始する見通し。ダイムラーもトラック部門を上場するとみられている。

ラドビグ氏は、第4・四半期のIPOが増加する可能性があるとの見方を示した。

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