- 2021/10/01 掲載
米GDP、6.7%増に上方修正=4~6月期確定値
【ワシントン時事】米商務省が30日発表した4~6月期の実質GDP(国内総生産)確定値は、季節調整済み年率換算で前期比6.7%増と、改定値の6.6%増から上方修正された。新型コロナウイルス経済対策やワクチンの普及が寄与し、4期連続のプラス成長となった。
金額ベースでみたGDPの規模は、確定値でも過去最高を更新。GDPの約7割を占める個人消費は12.0%増(改定値11.9%増)に引き上げられた。輸出、輸入も好調だった。
ただ、足元ではコロナ変異株「デルタ株」の感染が拡大。住宅投資が11.7%減(改定値11.5%減)となるなど、一部で弱さが見られ、7~9月期のGDPは伸びが鈍化する見通しだ。
【時事通信社】
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