- 2021/10/01 掲載
地区連銀総裁の選任、多様な人が対象に=アトランタ連銀総裁
[ワシントン 30日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は30日、今週退任を表明したボストンとダラスの2つの地区連銀総裁の後任選出が適切なプロセスで行われ、多様な人が選任対象になると述べた。
地区連銀総裁の選任を巡っては、連邦準備理事会(FRB)メンバーの選任プロセスで行われる上院での公聴会や承認のように総裁候補者に対する公的な審査やレビューがなく、透明性に欠けるとの批判が出ている。
こうした中、ボスティック総裁は選任過程で多様な専門的職業、キャリアパス、経歴を確認することへの関心がここ数年で高まったとし、現行のシステムは「うまく機能している」と述べた。
FRBの倫理規定見直しに関しては「世界は進化しているため、信頼を守るために必要な規則の見直しや変更は十分適切だ」と評価した。
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