- 2021/10/02 掲載
スペイン、中国の長城汽車と日産工場の買収交渉へ
スペインの国・地方政府と日産はまた、スペインの電動バイクメーカーであるサイレンス、地元企業QEVテクノロジーズと、小規模な2工場について交渉するという。
日産のバルセロナにある3工場では、直接には約3000人、間接的には約2万人を雇用している。CGT労働組合の関係者によると、多数の労働者が早期退職などの恩恵を受けるため、影響を受ける直接雇用は1600人という。
長城汽車は大規模工場に興味を持ち、他の2工場も利用できるかどうかを検討する。サイレンスとQEVは小規模の2工場にのみ興味を示しているという。
日産スペインの産業責任者であるフランク・トレス氏は「皆にとって有益な解決策を見つけることができると確信している」と述べた。長城汽車は工場の計画を公表していないが、関係者によると、約1300人の雇用を維持できるもようだ。ベルギーのメーカーであるパンチが提示した計画は、今回の交渉では見送られたが、関係者は完全に除外されたわけではないとしている。
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