• 2021/10/19 掲載

英中銀の11月と12月利上げ、市場は完全に織り込む 総裁発言受け

ロイター

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[ロンドン 18日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のベイリー総裁が、インフレリスクの高まりに対して躊躇(ちゅうちょ)なく利上げする考えを改めて示唆したことを受けて、市場は11月と12月の決定会合での政策金利引き上げを完全に織り込み、来年のさらなる利上げも想定している。

ベイリー氏は17日、最近の物価高騰は一時的との見方は変わらないと説明しつつ、エネルギーの値上がりによって物価上昇局面がより長引き、予想物価を押し上げるリスクが高まっていると警鐘を鳴らした。その上で「金融政策は供給側の問題を解決できない。だが、特に中期的なインフレと中期的な予想物価に対するリスクをわれわれが目にすれば、政策対応をしなければならない」などと強調した。

先物市場は、11月4日の15ベーシスポイント(bp)利上げと、12月の25bp利上げを今や完全に織り込んだ。2022年には3度の利上げを行い、政策金利は1.25%前後になるとみている。

ベイリー総裁のコメントを受けて、ゴールドマン・サックスは英中銀の利上げ開始時期の予想を11月に前倒しした。

INGのエコノミスト、ジェームズ・スミス氏は「ベイリー総裁の週末のタカ派的なコメントは、11月利上げの可能性が高まっていることを示唆している」と指摘。「しかし、市場が急速に利上げを織り込んでいるのは行き過ぎのように思える」とした。

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