• 2021/10/23 掲載

ロシア中銀が予想上回る75bp利上げ、金利7.5% 追加引き締め示唆

ロイター

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[モスクワ 22日 ロイター] - ロシア中央銀行は22日、政策金利を6.75%から75ベーシスポイント(bp)引き上げ、7.5%とした。利上げは今年6回目。2016年初以来の高水準にあるインフレに対応するため、中銀は追加利上げの可能性を示唆した。

中銀は9月の会合で25bpの利上げを決定。今回は50bpの利上げが予想されていた。利上げ幅が予想を超えたことで通貨ルーブル相場は大きく上昇。20年6月以来初めて1ドル=70ルーブルを超えた。

中銀は声明で「基調的な見通し通りの展開になれば、今後の政策決定会合で追加利上げが決定される可能性は排除されない」と表明。前月の会合後の声明の文言を踏襲した。

ナビウリナ総裁は記者会見で、今回の決定について「かなりの幅での利上げであり、微調整ではない」と表明。100bpの利上げも検討されたと明らかにし、将来的にこうした幅での利上げ実施は排除しないと述べた。

その上で、政策金利はこれまでの予想より長い期間にわたり高水準にとどまる可能性があるとし、金融引き締めの終了時期について語るのは時期尚早との見方を示した。

中銀は21年末時点のインフレ率見通しを7.4─7.9%とし、従来の5.7─6.2%から引き上げた。ただ22年には4.0─4.5%に戻ると予想。中銀はインフレ目標を4%に設定している。

22年の平均金利見通しは7.3─8.3%とし、従来の6.0─7.0%から引き上げた。

シティ、ING、ルネサンス・キャピタルは、12月17日の次回会合で25bpの利上げが決定され、政策金利は7.75%に引き上げられると予想。キャピタル・エコノミクスは「政策金利は年末までに8.25%に引き上げられ、22年の大部分にわたり大方の予想より高い水準にとどまる」との見方を示した。

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