- 2021/11/04 掲載
米マリオット、第3四半期業績が予想上回る 観光旅行の回復で
同社は2022年もレジャー関連の需要が伸び続けると予想。株価は過去最高値を更新した。
新型コロナウイルスの流行で落ち込んでいた客室稼働率が大半の主要市場で回復。コロナワクチンの普及や経済再開による旅行需要の持ち直しが背景にある。
ただ、中国本土では、政府が局地的な感染拡大に対応して厳格なロックダウン(封鎖措置)を敷いたため、8月に需要が急減した。
第3・四半期の調整後1株利益は0.99ドルと、市場予想の0.98ドルを上回った。売上高は75%増の39億5000万ドルで、予想の38億1000万ドルを超えた。
主要市場の米・カナダ地域の客室稼働率は63.5%と、前年同期の37%から大幅に改善。欧州は46.7%で、前年同期は26.3%だった。
ジェフリーズは中国本土の需要は近く上向くと予想。コロナを巡る緊張が和らぎ、出張者や団体客の予約の伸びが加速すると見込む。
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