- 2021/11/05 掲載
フォード、高金利社債50億ドルを買い入れ消却 グリーン債発行へ
電気自動車(EV)向けの資金を調達するほか、与信スコアが低い顧客向けの融資を拡大する。
同社は、将来的に自社と自動車金融部門フォード・クレジットの格付けを投資適格級に戻し、借り入れコストを下げることを目指すと表明した。
新型コロナウイルスの世界的な流行が始まった2020年4月に発行した「コロナ社債」を金利8─9.5%で買い付けると、会見で明らかにした。
グリーン社債は、まず金利3.5─4%で10億ドル発行する予定。コロナ社債の一部を借り換え、今年発行したゼロ金利転換社債を補完する。
同社は北米、中国、欧州でさまざまなEVを設計・製造するため、25年までに少なくとも300億ドルを投資する計画を表明している。
グリーン社債の発行により、フォード・クレジットは与信スコアが低い顧客向けの融資を増やすことが可能になる。EVやハイブリッド車の購入は義務付けないという。
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