- 2021/11/10 掲載
米経済見通し、来年半ばまでにより明確に=ミネアポリス連銀総裁
カシュカリ総裁はこれまで、FRBがゼロ金利政策を解除するには24年まで待つ必要があるとの立場を表明。この日は、ウィスコンシン大学オークレア校のイベントで「自分自身のスタンスについて、まだ何も決めていない」と述べた。
総裁は、労働参加の低迷と物価上昇につながっている要因は一過性のものである公算が大きいとし、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)が収束するに従い、こうした要因は和らいでいくと予想。
現時点では、賃金が上昇する中、コロナ禍が発生しなかった場合と比べて雇用数が500万─700万人少ないなど、「経済が発するシグナルはまちまちになっている」としながらも、「向こう3カ月、6カ月、9カ月で より多くの情報が得られると楽観視している」と述べた。
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