- 2021/11/10 掲載
CTC、複数のコンテンツ配信ネットワークを利用したCUVIC Multi-CDNサービスを提供
近年、スマートフォンやタブレットのスマートデバイスの普及に伴い、ECサイトやアプリ、スポーツや音楽などのライブ配信、動画を中心としたSNSサービスなど、コンテンツの安定した配信がインターネットサービスに求められています。CDNはそのようなデジタルコンテンツを様々な地域に配置しアクセスしやすくする仕組みで、コンテンツ配信サービスでは一般的に利用されていますが、キャンペーンによる大量のアクセスや障害が発生した時でも安定して配信できる更なる工夫が求められています。
今回提供するCUVIC Multi-CDNサービスは、複数のCDNサービスを利用してコンテンツへのアクセスを分散し、安定したコンテンツ配信を実現するCDN管理プラットフォームです。複数のCDNサービスに対して管理ポータルを通してあらかじめトラフィック量の比率を割り当てることでアクセスの集中を回避し、特定のエリア内での遅延やアクセス不可に対応することができます。また、一つのCDNサービスに障害が発生した場合でも、自動で障害箇所を検知し最適な通信経路を検出して他のCDNサービスへ切り替えることができ、安定したサービス提供の継続が実現できます。
統合管理ポータルCloudPlex Delivery は、複数のCDNサービスの管理機能とAPIを通して連携しており、GUIの設定画面からCDNの選択・登録、トラフィックの制御・測定、優先ルート、キャッシュ(データの一時保存)の削除、障害検知などの一元管理が可能で、運用者の負担軽減にもつながります。また、ポータルには、各CDNのパフォーマンス分析やコストの最適化といった機能もあるため、効率的にCDNを利用することができます。
今回、CUVIC Multi-CDNサービスでは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供する、低遅延の高速転送が可能なCDN「Amazon CloudFront」との廉価なセットメニューも用意しています。
CTCは、既にAmazon CloudFrontを含めた複数のCDNサービスの提供実績があり、CUVIC Multi-CDNサービスの提供に加えて、導入に伴うコンサルティング、設定作業、運用支援サービス、クラウドを含めたシステム構築サービスなども提供し、お客様のクラウド活用をトータルで支援します。
今後も、サービスの安定提供に関連したソリューションの拡充に努め、お客様のデジタルトランスフォーメーションを支える環境を提供していきます。
※1 紹介ページ: https://www.ctc-g.co.jp/solutions/cloud/solution/cdn/multi-cdn.html
※アマゾン ウェブ サービス、AWSおよびAmazon CloudFrontは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
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