- 2021/11/10 掲載
バイオジェン、アルツハイマー病新薬投与後の脳浮腫と死亡報告調査
バイオジェンによると、患者は投与後に入院し、脳内に浮腫があると診断され、その後に死亡した。報告をした医師や世界の規制当局と協力を続け、この死亡例についてさらに理解を深めるとした。
アデュヘルムの臨床試験では一部参加者に脳内浮腫の副作用が見られた。米食品医薬品局(FDA)はそうした患者は注意深く見守るべきだが、必ずしも使用を中止する必要はないとの見解を出していた。同薬のラベルはこの副作用のリスクを警告している。
バイオジェンは9日、臨床試験で深刻な脳内浮腫が報告されたのは参加者の0.3%にすぎず、死亡にもつながらなかったと説明した。
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