- 2021/11/10 掲載
携帯・IoT網を分離=影響波及で再発防止策―ドコモ障害
NTTドコモは10日、先月14日に起きた大規模な通信障害に関する報告書を総務省に提出した。障害はタクシーの電子決済端末などIoT(モノのインターネット)機器を管理するサーバーの切り替え工事で発生した不具合が原因。ネットワークが混み合い、影響が携帯電話に波及した。同社は再発防止策として、来年1月をめどにIoT機器と携帯電話のネットワークを分離する。
広く普及するIoT機器に関するトラブルが、携帯電話利用者の約100万人が一時通信できなくなり、延べ1290万人以上の通話やデータ通信がつながりにくくなるという深刻な障害に発展した。
【時事通信社】
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