- 2021/11/12 掲載
オリンパス、コーポレート・ベンチャー・キャピタルを設立
投資領域や方針は以下の通りです。
Olympus Ventures社の詳細は http://olympusamerica.com/venture-capitalをご覧ください。
・初期投資総額は50百万USドル(約57億円(※))で、必要に応じた追加投資も想定
・投資対象の技術が関連する診療領域は、消化器科、呼吸器科、泌尿器科
・病変の早期診断と低侵襲治療に大きく貢献しながら、診療フローを変革するためのスタートアップ企業が主な投資ターゲット
・創業期・成長期のグローバル企業を中心にあらゆるステージの企業への投資を想定
・当社からの投資により、投資先企業の臨床上の技術的な専門性強化、医療機関や医師の連携強化、製品・ソリューションの市場導入などを支援
※1ドル=113.67円(2021年10月末為替レート)で換算
オリンパスは、1919年に日本における顕微鏡の国産化を目指して創業し、1950年には世界で初めて実用的なガストロカメラ(胃カメラ)を開発するなど、100年以上にわたって光学技術および医療技術の革新的企業であり続けています。当社の製品・ソリューションは、疾患の発見と治療のために進化を続け、さらに低侵襲治療により患者さんの予後の回復に貢献すべく、技術革新を追求し続けています。今回のファンド設立の目的を、当社のCEOである竹内康雄は、「世界の人々の健康と安心、心の豊かさを実現するという私たちの経営理念を体現するものの1つであり、当ファンドを通して当社のイノベーションの歴史を継続し、オリンパスの長期的な成長と変革をさらに強化していくことを目標としています」と語っています。
当ファンドは、コーポレート・ベンチャー・キャピタルに幅広い知見を有するTouchdown Ventures(タッチダウン・ベンチャーズ)社の支援を受けて運営します。Touchdown Ventures社の共同創設者兼社長であるScott Lent氏は、「オリンパスが、同社の技術的な強みや専門性、医療機器業界における強固な地位やプレゼンスを通じて起業家に何をもたらすことができるかに強く期待しています。Olympus Venturesと当社が一丸となって、起業家にとっての有益なパートナーでありたいと考えます」と語っています。
オリンパスのCOO(最高事業責任者)兼 Olympus Venturesの社長であるナチョ・アビアは以下のように述べています。「コーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンドの設立は、当社が医療従事者や患者さんに対して、目に見える形で将来への前進および価値を提供できる1つの手段であると考えています。当ファンドを通じて、低侵襲治療のさらなる革新と、病変の早期診断に貢献する新たな技術の開拓において、意義のある役割を果たすことができると信じています。」
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
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