- 2022/01/12 掲載
米エクソン、バイオ燃料会社に出資 温暖化対策の取り組み強化
投資家や各国政府は、化石燃料から排出される二酸化炭素がもたらす気候変動への対策を強化するようエネルギー企業への圧力を強めている。エクソンに対しては、ヘッジファンドが温暖化対策への取り組みを強化するため新たな取締役を加えるよう求めている。
エクソンによると、バイオジェットASへの出資でバイオ燃料を年間最大300万バレル購入することが可能になるという。株式取得額は公表していない。バイオ燃料は乗用車や大型トラックに使用できる。
バイオジェットは、林業や建設廃棄物からバイオ燃料を製造する施設を最大5カ所建設する計画で、ノルウェーに建設予定の工場で2025年に商業生産を開始する予定。
エクソンは昨年12月、30年までに米パーミアン盆地事業からの温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を発表している。
関連コンテンツ
PR
PR
PR