- 2022/01/13 掲載
中国不動産開発の禹洲集団、債券交換提案 デフォルト回避で
対象は1月25日満期債(利率6%)と1月23日満期債(同8.625%)。提案では、保有者は元本1000ドルにつき、50ドルの現金での元本返済と、10ドルの現金を受け取るほか、2023年1月21日が満期の新たな債券(元本950ドル分、利率7.8125%)を受け取るという。
同社はまた、1─2月が期限の計1億1000万ドルの利払いが遅れるとの見通しを示した。その上で、30日の猶予期間の間に利払いができるよう「あらゆる努力」を行うとした。
目先の返済義務を履行する十分な資金がないかもしれないが、今回の債券交換提案により全体の財務状況が改善するとしている。
発表を受けて、禹洲集団の香港上場株は約5.6%下落。人民元建て債券の一部は一時21.8%下落し、取引が一時停止となった。
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