- 2022/01/20 掲載
SBIの新システム、福島銀導入=30年度10行採用目指す―低コスト、大手独占に風穴
SBIホールディングスなどが地方銀行による共同化を目指して開発中の新たな基幹システムについて、同社と資本提携する福島銀行が20日、導入する方針を固めた。2024年度中の運用開始を目指す。導入を固めたのは福島銀が初めてで、SBIは30年度までに地銀10行程度に広げたい考えだ。
長引く低金利や人口減少で経営環境が悪化する地銀にとって、システム費用は大きな負担となっている。新システムはコストを抑制しつつ、先進的なデジタル金融サービスに柔軟に対応できるのが特長。NTTデータや日本IBMなど大手が銀行システム開発で独占的なシェアを握る構図に風穴を開ける可能性がある。
【時事通信社】 〔写真説明〕福島銀行本店(左)とSBIグループのロゴマーク
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