• 2022/02/07 掲載

クレディ・スイス、マネロン関与疑惑で7日初公判

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[チューリヒ 7日 ロイター] - スイス金融大手クレディ・スイスがブルガリアの犯罪組織によるコカイン密輸に絡みマネーロンダリング(資金洗浄)を容認した罪で起訴された事件で、スイスの裁判所は7日に初公判を開く。同国では大手金融機関を巡る初の刑事裁判で、大きな注目を集めている。

検察当局は、クレディ・スイスと同社の元顧客担当幹部の1人がマネロンを防ぐために必要な措置を取らなかったと主張。

これに関し同社はロイターへの声明で、「当社は全ての容疑を根拠がないとして明確に否定する」と表明した。

検察は同社に約4240万スイスフランの支払いを求めている。

起訴状によると、違法薬物の密輸に関連し、イタリアとブルガリアで2017年と18年に有罪判決を受けているブルガリアの元レスラー、エベリン・バネフ氏とその関係者との取引が問題となっている。

元顧客担当幹部はクレディ・スイスに04年に加わった際、バネフ氏と関係がある少なくとも1人のブルガリア人を顧客として紹介。この顧客が同社の貸金庫に多額の現金を預けたという。顧客は05年にブルガリアの首都ソフィアで撃たれて死亡した。

検察側は、多額の不正資金をマネロン当局の警戒を呼ばない程度の少額に分割して洗浄を行う「スマーフィング」を行ったとみている。貸金庫に預けた現金は後に口座に移された。

元顧客担当幹部は1億4600万フラン相当の取引を顧客のために実施し、マネロンをほう助した疑いが持たれている。同幹部は10年にクレディ・スイスを退社した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます