- 2022/02/07 掲載
ガソリン価格抑制補助金、10日から上限の1リットル5円へ=関係筋
9日に発表し、10日から1週間の卸値に適用される。
2日に行われた「OPECプラス」では現状の増産ペース維持となったほか、ウクライナ情勢の緊迫化を受け原油価格は7年ぶりの高値水準となっている。
この激変緩和措置は、原油コストを石油元売り会社に対し最大5円の範囲で補填、小売価格の上昇を抑制する制度。1月27日から実施され、1リットル当たり3.4円、2月3日からは3.7円が支給されている。
補助金の財源としては、21年度当初予算と補正予算で893億円を計上しているが、この水準の支給が続くと、予算が不足することになる。
また、上限額を最大15円に引き上げることを検討しているとの一部報道があったが、松野博一官房長官は7日午前の会見で、上限引き上げについて「現時点で考えていない」と述べた。
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