- 2022/02/08 掲載
ソフトバンクG、10─12月期の純利益97%減 評価損2.4兆円に
[東京 8日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>は8日、2021年10─12月期純利益が290億4800万円だったと発表した。前年同期の1兆1709億6600万円から97%の大幅減となった。傘下のビジョン・ファンドは12月までの累計で、投資先15社の合計損失計上額が2兆3793億3500万円に達した。
同期間のビジョン・ファンドの投資利益は1114億5000万円。前年同期は1兆3921億4000万円だった。
4─12月期累計の純利益も前年比87%減の3926億円と大きく減少。持株会社が159億円の利益を確保した一方、ビジョン・ファンドが7677億円の巨額損失を計上した。投資先の韓国ネット通販大手クーパンで1兆1234億円、中国配車サービスの滴滴出行(ディディ)で6302億円の損失を計上した。
IBESがまとめたアナリスト10人の通期純利益の予想平均値は1兆2240億円。同社は見通しを開示していない。
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