- 2022/02/16 掲載
シーイーシー、エーアイセキュリティラボとWebシステム脆弱性のAI診断分野で協業
本協業により、シーイーシーのトータルセキュリティソリューション「Cyber NEXT(サイバーネクスト)」と、エーアイセキュリティラボの脆弱性診断を自動化する「AeyeScan(エーアイスキャン)」を組み合わせ、お客様のサイバーセキュリティ対策の効率化を支援します。Eコマースやシステム上の予約決済などの普及によりデジタル化が加速する自動車業界や金融、情報通信業界などの顧客情報の漏えいや重要データへの不正アクセス、改ざんといったWebシステムのセキュリティにおける課題解決に貢献します。
■協業の背景
昨今、法人、消費者向けを問わずキャッシュレス化やオンライン上の予約決済、カーシェアなどのシェアリングサービスが加速しています。総務省の最新調査でも、国内事業者の7割がキャッシュレス決済対応(※1)とデジタル化が進む一方、Webやモバイルアプリケーションの重要データを狙ったサイバー攻撃が年々高度化、複雑化しています。2021年の一年間だけでも、Webアプリケーションの脆弱性の届出件数は605件(※2)と、常に発生する攻撃手法への対応には最新の対策が不可欠となる中、更新頻度の高いWebシステムの診断にはセキュリティ人材の確保や対策コストの抑制が課題となっています。
シーイーシーは長年、製造、金融、情報通信業界向けに「Cyber NEXT」のアプリケーション脆弱性診断サービスやペネトレーションテストを通じて、専門エンジニアによる高度なセキュリティ対策を支援してきました。本協業により、エーアイセキュリティラボが開発したクラウド型のWebアプリケーション脆弱性診断ツール「AeyeScan」を活用することで、脆弱性診断のコスト低減と、診断後の改善から運用監視のサポートによるセキュリティ対策の負荷軽減を実現します。
※1 出典:経済産業省「キャッシュレス決済実態調査」(2021年6月)
https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210618002/20210618002.html
※2 出典:独立行政法人情報処理推進機構「ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況[2021年第4四半期(10月~12月)]」
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/report/vuln2021q4.html
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