- 2022/02/24 掲載
インテリジェントウェイブ、AI品質改善ベンチャーのRobust Intelligenceと協業を強化
昨今、様々な業界にてAIの活用が進んでいます。労働力不足の解消やサービスの生産性および品質の向上のため、AIは今後も多くの場面で利用されていくと考えられます。
しかし、AIは問題のある意思決定を行う危険性(AIリスク)を孕んでいます。米国ではクレジットカードの入会審査などの場で、AIによる性差別的な判断が行われたとして、公的機関が介入する大きな問題になりました。コロナ禍のデータ変化にモデルが対応できず、AIによる利便性の向上を見込んでいたはずが、結果として多額の損失を生み出してしまう企業も続出しています。
Robust Intelligenceが提供するAIの脆弱性診断エンジン「RIME」は、そのようなAI活用におけるリスクを削減するソリューションです。RIMEの詳細は以下をご覧ください。
■AIの脆弱性診断エンジン「RIME」について
RIMEは蓄積されたビッグデータから、既存運用中の機械学習モデルやルールの弱点を発見する製品です。当製品は次の2要素で構成されています。
・AI Stress Testing
稼働前のAIモデルに何百ものテストを実行して脆弱性を見つけ出すソリューションです。当ソリューションによりデータサイエンスのチームがモデルの問題点を即座に発見することができます。また、組織全体のAIの品質管理コストを大幅に削減し、モデル開発や改善にリソースを充てることができるようになります。
・AI Firewall
運用中のAIモデルを監視・保護するソリューションです。重大なエラーを引き起こす可能性のある運用時の入力データを自動的に検知および遮断します。当ソリューションによって本番環境で生成されるAIによる予測の信頼性および品質を維持することが可能です。
また、今回の協業にあたり、Robust Intelligenceの共同創業者である大柴行人氏と株式会社インテリジェント ウェイブの代表取締役である佐藤邦光氏が対談を行いました。
対談では、Robust Intelligence創業の背景や、IWIの提供する不正検知ソリューションの検知精度向上に関する協業や今後の展望について両名が話し合いました。
対談記事はこちらです( https://www.iwi.co.jp/iwi_robustintelligence.html)
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