- 2022/03/08 掲載
NY株、一時500ドル超安=ウクライナ情勢を懸念、欧州株は下げ幅縮小
【ニューヨーク、ロンドン時事】週明け7日のニューヨーク株式市場は、ウクライナ情勢悪化や原油価格上昇への懸念を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、下落して取引を開始した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は一時、500ドルを超えた。午前11時37分現在、前週末終値比526.53ドル安の3万3088.27ドル。
この日は日本をはじめアジアの株式市場が軒並み下落。欧州市場も主要国の株価指数が下落して始まり、リスク回避の動きが世界的に連鎖した。
ただ、欧州株はその後下げ幅を縮小し、ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.4%安。フランスCAC40種指数はほぼ横ばいで、英FT100種平均株価指数はプラス圏に浮上。モスクワ証券取引所については、ロシア中央銀行が8日まで取引を中止することを決めた。
【時事通信社】
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