- 2022/03/08 掲載
BHP、ウクライナ危機受けた商品価格の変動が事業に影響=CEO
シドニーで開催されたオーストラリアン・フィナンシャル・レビューのイベントでインタビューに答えた。
石油や金属、その他のコモディティー価格はウクライナ情勢の悪化とともに急騰し、すでに数十年来の水準にあるインフレ率をさらに押し上げるとの懸念が広がっている。
ウクライナ危機の影響についてヘンリーCEOは「不透明感が非常に強い」と指摘し、コモディティー価格の面で事業が劇的な影響を受けていると明かした。
「さまざまなコモディティー価格が数百%上昇している。インフレや世界経済の成長にも影響するだろう」と述べた。
ただ、需要主導のインフレは資源への需要増で価格が押し上げられるため、BHPにとっては好材料とした。
また、需給面でのショックはしばらく続くと予想。市場は新型コロナウイルス感染拡大の影響でウクライナ危機前からすでに不安定だったが、供給の混乱はさらに悪化したと指摘した。
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