- 2022/03/08 掲載
ノジマ、スルガ銀と資本提携解消=保有全株式を売却
家電量販大手ノジマとスルガ銀行は8日、資本業務提携を解消することで合意したと発表した。両社は2021年5月から提携見直しに向けて協議していた。ノジマはスルガ銀の筆頭株主だが、提携解消に伴い保有株を全て売却する。ノジマは提携解消の理由について「期待していた効果を得ることが困難であると判断した」と説明している。
スルガ銀は9日、同行の発行済み株式総数の18%超に相当するノジマ保有の約4285万株を、8日終値の1株407円で自社株買いする。取得総額は174億円を超える。
両社は19年5月に業務提携を発表。その後、ノジマの野島広司社長がスルガ銀の副会長に就任したが、人事や経営方針をめぐって溝が深まり、21年6月に副会長を辞任していた。
【時事通信社】
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