- 2022/03/10 掲載
コイワイとマクニカ、神奈川県DXプロジェクト推進事業にて鋳造業界におけるDX化を推進
鋳造業界では、日本の産業界全体と同様に、若手の人材が不足している状況にあります。長年現場で培われてきた高度な技術を継承してくためにも、旧態依然としたアナログ的な手法から脱却し、働きやすい環境づくりが以前から求められてきました。そこで必要となったのが、現場のデジタル化を促進することでビジネスモデルの変革を実現するDXプロジェクトでした。
特に量産に入る前の試作事業では、顧客からの要望に対応するためこれまでの知見や過去の実績などを踏まえた上で、見積金額をスピーディに算出することが課題となっていました。そこでこの度、マクニカのAI専門家組織ARIHが提供するAI社会実装サービス「Re:Alize(*1)」の類似検索ライブラリを活用することで、膨大な過去データから最適な3Dデータの抽出が可能になり見積もり工程の大幅な時間短縮が可能になりました。
さらに鋳造業界においては、昨今の環境負荷の軽減などSDGsに関連した課題も顕在化してきています。鋳造業界は、金属などの原材料を扱うにあたり、多大なエネルギーを必要とします。コイワイ、マクニカは、今後、上流工程からエンドユーザーに届くまでのプロセスにおいて、さらにAI活用とデジタル制御を加速、環境負荷を下げていく試みにつなげていくことを検討していきます。
*1)Re:Alizeについて
Re:Alizeは、ユーザーが使いつづけたくなる体験をデザインするAI社会実装サービスです。
詳しくはこちら:https://www.macnica.ai/realize.html
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