- 2022/03/15 掲載
ファイザーとバイエル、露に医薬品供給継続 非必須支出は停止
ファイザーは「がんや心臓血管疾患の治療薬など医薬品の供給を停止すれば、特に子どもや高齢者など患者に大きな苦痛をもたらし、人命損失につながる恐れもある」と、供給継続の理由を説明。
一方、ロシアで新たな臨床試験の開始や既存試験の被験者募集などは行わず、生産設備への投資計画も中止するとした。
バイエルは、ロシアとベラルーシで医療・農業分野の必需品に関連しない支出を全て停止したと発表した。同グループの売上高に占めるロシアの比率は約2%。
バイエルは「世界の食料供給に対する一段の圧迫を和らげる」ため、2022年の生育期に必要な農業資材は既にロシアの農家に提供済みとした。
ただ、23年分についてはロシアがウクライナへの攻撃を停止するかを踏まえて判断する方針という。
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