- 2022/03/15 掲載
「我慢比べに勝つこと重要」=対ロ制裁で同友会代表幹事
経済同友会の桜田謙悟代表幹事は15日の定例記者会見で、対ロシア経済制裁が日本国内に与える影響について「当然あると思うが、ロシア国民の方がはるかに大きな影響を受ける」との考えを示した。桜田氏は、ウクライナ侵攻を「あってはいけない非道な国際法違反だ」と指摘。「これはロシアの戦争ではなく『プーチンの戦争』と言われている。我慢比べに絶対負けないという強い意志で西側と結束し、必ず勝つことが重要だ」と強調した。
足元の日本経済については、長引く新型コロナウイルス禍に加え、西側諸国の対ロ制裁でエネルギー価格や小麦、トウモロコシなどの相場が高騰している状況を踏まえ「(物価上昇と景気停滞が同時進行する)スタグフレーションに入っていくリスクは高まった」との見方を示した。
【時事通信社】
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