- 2022/03/16 掲載
中国BYD、乗用車値上げ 原材料高騰で
[上海 16日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)大手BYD(比亜迪)は15日遅く、原材料コストの上昇を理由に、乗用車の価格を3000─6000元(471─942ドル)引き上げると発表した。
値上げは16日から実施する。すでに手付金を支払った顧客は値上げの影響を受けない。
同社は2月1日にも1000─7000元の値上げを行った。原材料価格の上昇と中国政府の新エネルギー車(NEV)向け補助金の削減を理由に挙げていた。
中国はNEV業界が成熟したと判断し、1月に補助金を30%削減した。
米EV大手テスラも前日、米中で1週間弱で2度目となる値上げを行った。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は13日のツイッターへの投稿で、テスラと同氏の宇宙開発ベンチャー、スペースXが、原材料と物流面で大きなインフレ圧力に直面していると述べていた。
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