• 2022/03/17 掲載

FRB、06年以来の利上げペース示唆 市場はより積極策見込む

ロイター

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[16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の政策当局者らは16日、2022年末に政策金利が約1.9%に達するとの見通しを示し、数カ月前の予想を大幅に上回るペースの利上げを示唆した。

これを受け、フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む22年末時点の金利水準は1.93%となった。

FRBが前回これほど速いペースで利上げを実施したのは04年から06年にかけて。当時は会合ごとに0.25%ポイント引き上げられた。それ以降の引き締め局面では景気回復が比較的弱く、インフレが抑制される中、利上げはかなり緩やかなペースで行われてきた。

パウエルFRB議長は、物価の目安として注目するインフレ指標が2%目標の3倍の水準に達していることから、政策当局者は物価安定が必要と強く認識し、その実現にコミットしていると表明した。

ただ、利上げペースが実際どうなるかは依然として不透明だ。市場では5月か6月に0.50%ポイントの利上げが実施されるという見方が十分織り込まれている。

パウエル議長はインフレが予想通り鈍化しなければ、利上げを加速させると繰り返し発言し、その可能性に道を開いている。

実際、政策当局者16人中7人の金利見通しが、年内に少なくとも1回の0.50%ポイント幅の利上げを想定したものとなった。

リージョンズのチーフエコノミスト、リチャード・ムーディー氏は「FRBには明らかにインフレとインフレ期待を抑制する決意について強いシグナルを送る意図がある」と指摘した。

*グラフィックは以下をご覧ください。

https://tmsnrt.rs/37r2yUa

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