- 2022/03/22 掲載
米、0.5%利上げも=インフレ、あまりに高い―FRB議長
【ワシントン時事】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は21日、ワシントン市内で講演し、「インフレがあまりに高過ぎる」と述べ、物価安定を取り戻すため、金融引き締めを進める考えを示した。今後の政策会合で「0.5%の利上げが適切なら実施する」と大幅な金利引き上げの可能性を示した。
FRBは先週、0.25%の利上げに踏み切り、新型コロナウイルス危機対応で2年間維持した事実上のゼロ金利政策を解除した。米国のインフレ率は、1982年以来40年ぶりの高い伸びを記録。パウエル氏は金融引き締めにより、「向こう3年でインフレが(FRB目標の)2%近くに押し下げられる」と予想した。
【時事通信社】
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