- 2022/04/04 掲載
東証、新3市場が始動=資金呼び込みへ60年ぶり再編―プライムに1839社
東京証券取引所が4日、株式市場を4区分から3区分に再編し、新たにグローバル企業向けの「プライム市場」、中堅向けの「スタンダード市場」、新興向けの「グロース市場」が誕生した。大規模な市場区分の再編は1961年の東証2部開設以来、約60年ぶり。各区分の特徴を明確化して東京株式市場の魅力を高め、国内外の投資マネー呼び込みを目指す。
最上位のプライムには旧東証1部の約85%に当たる1839社、スタンダードには1466社、グロースには466社が一斉に移行した。
新市場での株式売買は午前9時にスタートした。開始に先立つ式典で、親会社、日本取引所グループの清田瞭最高経営責任者は「本日から3771の上場会社による持続的な成長と中長期的な企業価値向上に向けた新たな取り組みが始まる」とあいさつ。今後、企業や投資家のために市場が機能しているかを丹念に検証し、再編の実効性を高めていくと強調した。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR