- 2022/04/04 掲載
米テスラ、第1四半期納車台数が過去最高 上海工場一時休業で生産は減少
一方第1・四半期の生産台数は、前期の30万5840台から30万5407台に減少した。
テスラはこれまでの新型コロナウイルスのパンデミックやサプライチェーン(供給網)の混乱をライバルメーカーよりもうまく乗り切り、中国・上海に新設した工場の生産は拡大が続いてきた。しかし中国で起きた直近の感染拡大局面では、上海市が事実上のロックダウン(都市封鎖)を実施したため、テスラの工場も一時的な操業停止を余儀なくされた。
マスク最高経営責任者(CEO)は「第1・四半期は、サプライチェーンの混乱と中国のゼロコロナ政策の影響で『異例なほど』厳しい局面だった。(しかし)テスラのチームと主要サプライヤーの傑出した努力により救われた」と述べた。
ウェドブッシュのアナリスト、ダニエル・アイブス氏はリポートで、サプライチェーンの諸問題を踏まえると、納車台数は懸念されたほど痛手を受けなかったと評価した。
テスラによると、第1・四半期のセダン「モデル3」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」の納車台数は29万5324台、高級セダン「モデルS」と高級SUV「モデルX」は1万4724台だった。
関連コンテンツ
PR
PR
PR