- 2022/04/12 掲載
三菱電機、AIを用いた「手ぶら観光ソリューション」の実証実験を開始
観光地では、観光客が買い物をした際に手荷物が増えると持ち歩きが大変で、観光地内での飲食やイベントを自由に楽しむことができない、買い物の順序を考えながら購入しなければならないといった課題がありました。また、瓶など重量物の買い控えで店舗が販売機会を逸したり、観光客が店舗に預けた購入品の受け取り忘れも発生していました。
本ソリューションでは、観光客の購入品を無人搬送ロボットが各店舗から収集、指定された時刻・場所に届けることで、手ぶらでの観光を実現し、観光客が手荷物の煩わしさから解放され、より自由に観光地内での行動を楽しむことができます。さらに店舗での重量物の販売促進や観光客の購入品受け取り忘れ解消に貢献します。また、AIを用いて予測した混雑度をもとに、各店舗間や指定された場所への移動所要時間を決定するとともに、無人搬送ロボットに搭載された複数ロッカーへの商品割り当ても最適化することで、店員による商品格納時や観光客の受け取り時の手間を削減します。
■ソリューションの特長
1.無人搬送ロボットを用いた購入品の自動搬送で、手ぶらでの観光を実現
・観光客の購入品を無人搬送ロボットが各店舗から収集し、指定の受け取り時刻・場所に最適な経路で搬送
・観光客が購入品を持ち歩く必要が無くなり、手ぶらでの観光を実現。重量物の買い控えに対する販売促進、店舗に預けた購入品の受け取り忘れ防止などで店舗運営を支援
・店舗のタブレットで指定した受け取り時刻・場所はスマートフォン(※2)からも確認・変更可能
※1 三重県多気郡多気町ヴィソン672-1
東京ドーム24個分(約119ha)の広大な敷地に、四季を感じるホテル、日本最大級の産直市場、薬草で有名な多気町にちなんだ薬草湯、和食の食材メーカーによる体験型店舗、有名料理人が手掛ける地域食材を活かした飲食店舗、オーガニック農園など、約70店舗が出店する大型商業施設
※2 本実証実験では、専用アプリを搭載した実証実験用のスマートフォンを観光客に貸し出します
関連コンテンツ
PR
PR
PR